●ABOUT2006年04月 アーカイブ

2006年04月01日

究極の狭小住宅

news060401-1.jpg

敷地11.1坪、鉄骨3階建て、延床面積16.6坪の住宅が完成しました。
都市計画道路の事業により、元々20坪の敷地が半減し、その中での建て替えです。
現在まで40棟を超えた戸建て住宅の中でミニマムNo1です。___これまでの記録は、僕の初期の仕事で敷地が12.3坪、鉄骨造地下1階地上3階、延床面積26.6坪(この仕事は色々思い出深い仕事でした・・・またの機会にお話しします)
もう一つ、RC造のミニマムでは、敷地15.5坪、地上3階、延床面積23.3坪です。
___さて、今回の住宅ですが、オーナーは元気なおばあちゃん(おこられちゃうので・・おかあさん)です。バリアフリーは絶対条件で、このミニマムな住宅の中になんと、エレベーターも備えています。各階が最大で間口2間、奥行きが3.25間の6.5坪、すなわち13畳です。当然間仕切りは極力設けず、中央吹き抜けに、軽やかなラセン階段を設け、上下の繋がりと光や風の抜ける空間構成です。3階は北側斜線により、三角に切り取られますが、逆に鋭角な斜線に沿わせることにより、内部の高さを大きく取って、とても開放的な居室が生まれました。
元々、たばこ屋さんで、この住宅の前面にも、自販機を置きますから、それらがすっぽり収まるように、上部にテラスを張りだしました。
ファサードは小さいながらも、通りのランドマークになるように、鋭角な屋根と、バランスの取れた丸窓、アルミのルーバーテラス、そして以前から存在する樹木の緑が印象的です。

おかあさん、お母さんの娘さんであるKさんご家族、息子さんご家族、みんながお母さんの事を思って、和気藹々と話し合いながら完成した住宅です。本当にありがとうございました。

投稿者: 日時: 2006年04月01日 12:06 |

Copyright (C)Ta-Factory.